89259 Single with Add. Shield Recipe

(1) RCAプラグはモニターPCを使用します。完全非磁性体構成でグランド側の接点は6分割、ホット側は2分割の金メッキで作業性も良くメジャーのケーブルメーカーでも採用されています。比較的安価に入手出来るのも魅力です。プラグに合わせてジャケットと絶縁体を剥きます。89259はテフロンジャケットなのでカッターで軽くキズを付ける程度で簡単に剥くことが出来ます。

(2) シールドをほぐしジャケットにキッチリと巻き付けます。

(3) 中心導体にハンダメッキしプラグに固定します。

(4) 中心導体をハンダ付けします。この際ピンセット等で抑えて導体が浮かないようにします。

(5) シールド(外部導体)をハンダ付けします。このプラグの場合噛み合わせの部分とその裏側にハンダを流し込むようにします。

(6) 送り側のシールドチューブのはグランドに半田付けするので図のように半田用のりしろを残してカットします。反対側は(9)の様に処理しますのでシールドの長さを丁度良くカットしておきます。それをプラグの図の部分に半田付けします。

(7) 片方のプラグの半田付けが済んだらシールドの上からSFチューブを被せHSチューブで固定します。

(8) プラグのボディを取り付けます。

(9) 受け側のプラグにはシールドが接触しないように少し短くカットしておきます。
テフロンテープ等が有ればシールドがずれないように固定しておきます。無ければこの後のSFチューブを被せHSチューブで
固定する作業をシールドとプラグが接触しないように慎重に行ってください。

(注)こちらのプラグを取り付ける前に方向性を示すHSチューブやプラグのボディをケーブルに通しておくのを忘れないでください。
今回はプラグのスプリングを使用しませんでしたが、スプリングを使用する場合はSFチューブの固定にHSチューブを使用せずにテフロンテープ等の薄いテープを使用します。
プラグのスプリングは磁性体ですので使用しない方が良いかもしれません。